2009年01月12日
観音滝 9
大小の川原の石を隠顕しながらの山道であったが、通行人が少ないためか道跡探しに思案するため道間違いをしないように進路を見定めての前進であった。そのうちウミガメの背中のような岩上に白塗料で丸が付されていたので川原に出た。そこには砂も見えず野草を見出すこともなく白い貝殻色の角の取れた丸石がほとんどである。小さいものは野球ボールぐらいであり、大きいものは40キログラムありそうな持ち上げがたい野辺の石碑のようであり上流の沢に入っていることがわかる。通路から川道までそんなに距離はなくせせらぎはしぜんに伝わってくるのであるがまだ見ぬ滝見たさに清流を目視することもなく石間にスニーカーを忍ばせながら上流へ向かう。5分くらい一心に歩いていると名状しがたい巌が現出して景観が突然変化しても瞠目することなく間髪いれずマンモスの背中のような登攀口まで登る。
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