2012年04月23日

関旧市街 47

DSCN0402.JPG商店街の中心からは遠くなってきたのか商店より人家のほうが多く、その玄関は固く閉ざされているので家庭内を垣間見ることはできない。それにしても車道、歩道にはごみ一つ落ちておらず清掃が行き届いているのは感心する。もっとも往来の移動は車ばかりであり、歩行者がいないので汚れにくい環境ではある。しかも街路樹が一本もないので花びらが舞い落ちることもないので生活スタイルの変化がおおきな要素である。ヨーロッパ古城を思わせる白亜の建物が見えてくる。このおおきなおもちゃ屋はいまは閉まっているが、子供のおもちゃを買いに来たことはたびたびある。子供が喜ぶことは誰でもいとわず足を運ぶのだが、子供が希望する物を購入した後は興味ある鉄道模型コーナーには立ち寄りしばし楽しんだものである。
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2012年04月16日

関旧市街 46

 左右には人家を挟んで商店街が続いている。ほとんど木造二階建てで旧来の建築様式であり近隣の住宅と調和している。一軒分の空きスペースもないので時には立ち止まらないとどんなイメージも記憶にとどめないので興味を引きそうなものが視野に入ると足を止める。しばらく休業している店舗の外観が懐かしくショーウインドーの陳列商品に顔をガラスに接近させて懐旧する。あのころの時代ははきわめて若かったので生きているだけで躍動する生活であった。スライドショーのように想起するとしだいに高揚してくるが数少ない商品をいつまでも飽きることなく見つめていた。DSCN0398.JPG
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2012年04月01日

関旧市街 45

DSCN0395.JPG両端の歩道には人影はない。これだけ通行者がなければ歩道の役目は無いようにも思う。一律にはいかないがハンディキャップのある人が乗る電動車、サイクリングする自転車などに転換することは都市活用の一助になるかもしれない。それでも各々の家屋を立ち止まりしげしげと感慨深そうに見上げていても誰も不審がらないのは見知らぬ街を一人旅しているように気持ちがよい。昭和初期の看板が掲出されたままの営業していない老朽家屋が見つけると、なつかしさがこみあげてきてその正面に足を止める。ユニクロやファンケルの商標のようなわかりにくさはなく看板一つで店舗に変身したころを回想すると昭和は遠きになりにけりの旅愁をたなびかせる。
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2012年03月11日

関旧市街 44

横断歩道を渡り終えた位置から中心街の一角となる。どこの地方都市でも同様であるが、商店の郊外への移転に伴い人家は旧態依然のままであるが歩行する人影は減少している。銀行は以前のままの建物で営業している箇所もあれば建物そのものが解体されその跡地にモダン建築の商工会議所が新築されたり、他の場所にも新築建物が現出しており新旧入り混じりつつある。市の中心にある小山にトンネルが貫通するとその前後の道路改良で景観はかなり変わる。生活の資質向上を重視するとそのような都市開発は首肯できるようにも思う。
DSCN0393[1].JPG
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2012年03月07日

関旧市街 43

関名物うなぎ店を通り過ぎてしばらくすると上空アーケードが切れてしまう。いままではあったので上空まで視界を遮る障害物がなくなり風景が一変している。片側は都市計画により新築ビル群となり瀟洒な街路灯にマッチした商店街である。アーケードがないほうが車で目的の店舗が探しやすいのですっきりしているほうが良いようにも思うが雨天時の買い物にはアーケードも重宝する。歩道も広くなり気分も一新する。稠密している街区に縦横の道路が真新しく貫通した景観を遠望すると爽快な胸中にしてくれる。しばらく四囲を眺めていたが信号が青に変わるとともに前進する。

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2011年12月26日

関旧市街 42

 両サイドの歩道にはアーケードが架けられ、雨天でも便利と言うことでずっと続いている。その高さは二階の窓下あたりから施行されているので視線は自然と一階ショウウインドウに目を向けることになる。どこでもそうなのだが同時に両サイドの商店街を見ることはできず片側だけを見ることにする。今ではシャッターが下りている店舗も見受けるがどこの都市でもある光景だから気になることはない。店舗がなくなりその跡地がすっかり住宅に変わっていることはあまり見受けない。
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2011年12月19日

関旧市街 41

踏み切りを渡り始めると単線のためすぐに渡線してしまい隣街区に入る。近年踏み切り拡幅工事がないので車の行き違いも慎重運転で乗り切らねばならぬ道幅なので車両通行が輻輳するときは歩行者も緊張するのである。踏み切り端からすぐに商店街となり街路樹を伴う新しい道路は街の景観を美化してくれ気分が晴れる。いまではこのあたりに飲食店はなく腰を落ち着けるところはないが歩行を楽しむには安らげる。栄町交差点を左に進路をかえるとすぐに長良川鉄道の踏み切りになる。ここから前方を見ると両脇には商店が軒を連ねその数は計り知れない。
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2011年12月10日

関旧市街 40

駅から先はうんと道路幅が広くなり大型バスの往来も支障なくできるが、路線バスは走っていないので道際の歩道沿いに間断なく家屋が堵列していても静穏な居住環境が乱されることは少ない。叢古とする佇まいは歴史を帯びており立ち止まり懐旧するのである。四つ角に差し掛かると左に善光寺の階段が遠目に見えてくるがそちらには進まず右方に進路をとる。左右は相変わらず旧来の家屋が並んでおりそこを過ぎると駅からはじめての踏み切りがある。国鉄時代は蒸気機関車が走っていたのにこんなに近くい集しているのは鉄道が貴重な交通手段だったからとも推測する。
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2011年12月05日

関旧市街 39

 すぐに路地みたいな道路になるがここは旧国鉄越美南線関駅駅前通りであるから、当時はこの道幅で支障はなかったのであろう。歩道のない道なので乗用車が来ても徐行してくれるので危険は感じない。どういうわけかいまだに拡幅工事がないのは優先順序が下位にあるのか、交通量が少ないのかもしれない。両脇には道路いっぱいに沿って人家が並び視野を前方だけに向けることになる。雑念を浮かべる猶予もなく右側に関駅が見えてくる。駅舎は開設以来の木造であり往時を回想することができるが、蒸気機関車が運転していたころのにぎわいと今とでは時間の流れが随分あると思う。都会では電車、バス、地下鉄が交通機関の主役であるが地方ではそれに匹敵するほど便利な移動手段は自動車となり、朝夕を除けば利用客が少ないのはローカル線の実情である。
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2011年11月28日

関旧市街 38

 今では幹線道路になりつつある道路を進めばすぐに小橋を渡る。そこをすぐ右に折れて小路を南下する。車一台分の幅でしかも山裾にそいカーブしているので見通しが悪いので安心して歩けない。そのいちばん膨らんだ地点に差し掛かるとすっかり見通しが良くなり緊張の糸を緩める。その当たりから長良川鉄道の線路が道路と平行するようになる。運転頻度が少ないので出遭うこともなく線路を見下ろしながら道路端を歩度をあげる。都市計画により線路脇の人家はほとんどなくなり広い空地の向こうには関市文化会館の全容が障害物もなく見渡せる。催事がない日は人影もなく静まっており白亜の建物は人待ち顔で立っている。
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